正解のない学び

唯一の正解がない社会の中で、自分にとっての充実した人生を生きる力が身につく学び

「未来(あす)の色を創造する力」に必要となる<ライフキャリア><アントレプレナーシップ><ソーシャルロール>の3つの力を身につけ、自分がどう在りたいのか、そして、どう生きたいのかを決める力、深く考え、わかりやすく伝えられる力、自分の役割を考え行動できる力をもつ人材を育む。

 

国の動向

国は、2011年1月開催の中央教育審議会において、社会的・職業的自立に向けて必要な基礎的・汎用的能力として、「人間関係形成・社会形成能力」「自己理解・自己管理能力」「課題対応能力」「キャリアプランニング能力」の4つの能力を掲げています。そして、学校でこれらの能力を育むキャリア教育を実施することを重要視しています。これは、NPO法人あすいろが考える「正解のない学び」により身につける力と合致しています。

社会的・職業的自立に向けて必要な基盤となる能力

中央教育審議会「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について(答申)」(平成 23 年1月 31 日)

国の定義するキャリア教育とは

職業キャリアに限らない自分らしい「生き方」を実現するための力を育成する教育

さらに、2016年7月開催の中央教育審議会において、2030年をひとつの目安として、よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創るという目標を共有し、社会と連携・協働しながら、未来の創り手となるために必要な資質・能力を育む「社会に開かれた教育課程」の実現を掲げています。そして、学びを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力・人間性」の涵養、生きて働く「知識・技能」の習得、未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力等」の育成を掲げています。